犬を車に乗せるときの汚れ・抜け毛対策。ドライブシートカバーの選び方
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動物病院、トリミング、少し遠くの散歩。犬を車に乗せる機会は、思っているより多いものです。ところが降ろしたあとの後部座席を見ると、毎回少しげんなりします。
実際に何が起きるか
- 抜け毛 — 布シートの繊維に絡み、掃除機をかけても取れなくなります
- 爪の引っ掛き — 合皮は一度引っ掛けるとそこから裂けます
- 泥と水 — 雨の日の散歩後は、足だけでなくお腹も濡れています
- よだれと嘔吐 — 車酔いする子の場合、シートの縫い目に入ると臭いが残ります
これらはどれも、起きてから落とすより、先に受け止める方が圧倒的に楽です。
先に、安全の話
見た目の前に一つだけ。犬を膝の上に乗せて運転するのは避けてください。ハンドル操作の妨げになり、道路交通法の安全運転義務に反すると判断される可能性があります。前席のエアバッグが作動した場合、小型犬には致命的です。
基本は後部座席。可能ならクレート(キャリー)に入れて固定するのがもっとも安全です。シートカバーはあくまで「汚れを受け止める道具」であって、拘束具ではありません。
ハンモック型と平型、どちらか
ハンモック型
前席のヘッドレストと後席のヘッドレストにストラップを掛け、座面と足元を一面に覆うタイプです。
- 良い点:シートの隙間に落ちない。背も守れる。急ブレーキで前に滑り落ちにくい
- 注意点:人を後部座席に乗せるときは外すか、平型にしたい
平型(座面のみ)
- 良い点:人と一緒に乗れる。脱着が楽
- 注意点:隙間に抜け毛が入る。背もたれは守れない
犬だけを後部座席に乗せることが多いならハンモック型、家族と一緒に乗ることが多いなら、ハンモック部分を折りたためる共用タイプが現実的です。
選ぶときに見る5つ
1. 後部座席の寸法
「汎用」と書いてあっても、軽自動車と大型SUVでは幅が全く違います。座面の幅と奥行きを測ってから選んでください。
2. メッシュ窓の有無
ハンモック型は、前席と後席の間に壁ができます。中央にメッシュ窓があると、ミラーで様子が見え、犬側からも飼い主が見えます。不安が強い子にはここが大きいです。
3. 裏面のすべり止め
すべり止めがないと、犬が動くたびにズレていきます。ストラップで引っ張るだけでは足りません。
4. 洗えるか
洗濯機で洗えるものを選んでください。手洗い限定だと、正直洗わなくなります。
5. シートベルト用のスリット
スリットがないと、人を乗せるときに毎回外すことになります。チャイルドシートを併用する家庭はとくに確認を。
カバーを付けても残るもの
カバーはシートを守りますが、車内に飛んだ毛と、ティッシュ・ペットシーツの行き場は別問題です。散歩の帰りに出るゴミは意外と多いので、フタ付きの小さなゴミ箱を足元に置いておくと、車内の臭いが出にくくなります。
もう一つ、ハンモック型でも犬の体を固定することはできません。ハーネスとシートベルトをつなぐドライブシートベルトを併用すると、車内での移動範囲を押さえられます。首輪ではなく、必ず胴を包むハーネスにつないでください。
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