車のシートまわり

汎用シートカバーが自分の車に付くか、買う前に確認する4つのこと

汎用シートカバーは、多くの車に合うように作られています。ただし「多くの車」であって「すべての車」ではありません。合わなかった理由の大半は、次の4つのどれかです。

買う前に、順番に確認してください。メジャー1本、10分で終わります。

1. サイドエアバッグが入っていないか

これだけは寸法の問題ではなく、安全の問題なので最初に確認してください。

前席背もたれの外側(ドア寄りの側面)に SRS AIRBAG のタグがあれば、そこにサイドエアバッグが入っています。この席には、対応品と明記されていないシートカバーはかぶせられません。

後席には入っていない車が多いので、前席がだめでも後席は使えることがよくあります。詳しくはシートカバーはサイドエアバッグ付きの席に使っていい?にまとめました。

2. ヘッドレストが外れるか

汎用シートカバーの多くは、ヘッドレストを一度抜いて、背もたれにカバーをかぶせてから戻すという手順で取り付けます。ヘッドレストが背もたれと一体になっている(抜けない)シートには装着できません。

確認のしかた

ヘッドレストの根元を見てください。支柱が2本見えていて、片側に小さなボタンかレバーがあれば外れます。押しながら真上に引き抜けるかを、実際に試してみるのが確実です。

支柱が見えず、背もたれからそのまま盛り上がっている形状なら一体型です。この場合はカバーをあきらめるか、座面だけのタイプを探すことになります。

ちなみに、ヘッドレストの支柱に掛けるタイプのフックも、同じく支柱が見えているシート専用です。一体型だと使えません。

3. 後席の背もたれが分割するか

後席の背もたれは、6:4や5:5で分割して片側だけ倒せる車が多くあります。荷物を積むときに片側だけ倒す使い方をしているなら、ここが重要です。

汎用シートカバーの後席背もたれは、1枚の布で全体を覆うつくりのものがあります。この場合、片側だけ倒そうとするとカバーが引っぱられます。倒すたびにカバーを外すことになり、面倒でそのうち使わなくなります。

後席を倒す機会が多い方は、背もたれカバーが分割されているタイプを選ぶか、後席は座面だけにするのが現実的です。

4. 実際に測る

ここまで問題なければ、あとは寸法です。次の3か所をメジャーで測って、商品ページの寸法と比べてください。

測る場所 測り方
背もたれの高さ 座面との境目から、背もたれのてっぺんまで(ヘッドレストは含めない)
背もたれの幅 いちばん広いところの左右
座面の奥行き 背もたれとの境目から、座面の前端まで

カバーは少し大きめのほうが失敗しません。ぴったりか、やや大きめを選んでください。小さいと届かず、フックが留まりません。

ついでに見ておくとよいところ

シート側面のスイッチ

電動シート、シートヒーター、シートの前後スライドのレバー。これらがシートの側面にあると、カバーで隠れて操作できなくなることがあります。カバー側に穴が用意されていないタイプなら、その部分を避けて使うか、別のタイプを選んでください。

アームレスト(肘掛け)

後席の中央に収納式のアームレストがある車では、背もたれカバーをかぶせると引き出せなくなることがあります。使う頻度が高いなら、切れ込みのあるタイプを探してください。

シートベルトのスリット

取り付けたら、必ず実際にシートベルトを締めて確認してください。カバーのスリットを通し忘れると、ベルトがカバーの上を通ってしまい、正しく体を押さえられません。

確認リスト

  • 前席にサイドエアバッグは入っていないか(タグを確認)
  • ヘッドレストは抜けるか
  • 後席の背もたれを片側だけ倒す使い方をするか
  • 背もたれの高さ・幅、座面の奥行きは商品の寸法に収まるか
  • シート側面のスイッチ類は隠れないか
  • (取り付け後)シートベルトが正しく締まるか

ここまで確認しておけば、届いてから「合わなかった」になることはかなり減らせます。

この記事で触れた道具
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